SU-の今日の一言

台湾から。[G.O.S.R. SU-の一言]

台湾料理は中華料理とは少し違う。
マレー半島、ポリネシア系が初期に台湾に住んでいたが、やがて福建省辺りからの中国人が住むようになって福建料理が入り、やがてオランダ人が統治するようになると卵を砂糖を使った料理も加わり、明治日本が統治する時代を経て酢飯の芯にいろいろ入れた太巻きなどは典型だが、今日まで長い時間が掛かった味と食材の多さが今の台湾料理である。
台湾と文化的にも食文化も近い沖縄では、混ぜ混ぜのことを料理に限らずチャンポンと言う。アメリカ兵と沖縄女性との間に生まれた子をハーフとは言わない、チャンポンという。台湾料理は正しくチャンポン料理で、なかでも水牛の肉、豚肉は何処よりも多く使う。写真の家族は、なんだかやけに栄養が行きとどいた典型的な台湾の人たちた。