SU-の今日の一言

FN.P90・・[G.O.S.R.SU-の一言]

ご存じ、ベルギーのファブリックナショナル社のFN P90である。
この銃を世界的に広めたのは、1996年12月、ペルー日本公邸で過激派集団MRTAによって起こされた「日本公邸人質事件」である。
翌年の1997年4月、ペルー特殊部隊が突入し過激派集団を一掃した際に使用されたのが、このFN P90である。
（一部報道では、FN社が宣伝のため、ペルー特殊部隊に贈呈したとも報じられた。）
このFN P90の開発目的は、近接戦においての取り回し、進化していくボディアーマーの装甲板を貫く目的で作られたといわれている。
5,7×28mmのライフル弾を使用し、２００ｍ先のボディアーマーを貫く威力があるとされている。
GOSRでもFN P90は人気銃で、「弾が小さいから威力は拳銃より小さい。」と思うお客さんが多数いて、「鉄板を撃たないで。」とお願いするのだが、鉄板標的に撃ちこむ方がいる。
50口径のSW500でさえ抜けない鉄板をこの5,7×28mmの弾丸は軽く射貫く。
ただ、弾が小さく軽いので、ストッピング効果は、小さいと思う。