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Posted by ミリタリーブログ at

2014年11月23日

グアムの山猫か? 11月23日


私はこの猫に「弾」タマ、、って名前を付けている。
今は成人した二人の息子が子どものころ通った我が家に近い小さな学校は、以前から私の夕食後のウォーキングスポットなのだが、「弾」はどうやらその学校に住みついて、誰からも施しを受けていない孤高の野良猫だ。
ある日の夕方私は見たのだ!いつもの散歩をしている私の目の前で「弾」は実に素早い動作でジャンプして低空を飛ぶスズメを前足で払い落としたのだ!何と、、飛んでる雀をハンティングしている。
校庭に何本もある大きな檳榔樹「ナツメ椰子」がスズメたちの棲家になっていて、南国の真っ赤な太陽が西に沈む夕方になるとたくさんの雀たちは一斉にナツメ椰子の寝ぐらに帰ってくる。しばらく木の上は雀たちで騒がしい。
そんな雀たちを「弾」は、ジィーと木の下で辛抱強く、、、それは丁度、アフリカのライオンが、近くをいるインパラの群れに鋭い視線を向けているような、まったく野性の猫の姿がそこにある。
ピクリともしない、、、「待てば海路の日和有り」、、とか「辛抱は必ず報われる」??、、とか、弾(タマ)はそんな格言を彼女自身(タマは雌猫だ)の経験上で知っているのだろう。身動き一つせずチャンスをひたすら待つ。
やがて辺りがうっすら闇につつまれる頃、雀たちの騒ぎは一段と激しさを増すのだ。暗くなる前に安全な寝ぐらを確保したい雀たちのあいだで決まって争いがはじまる。時にケンカに夢中になって二羽がくんずほぐれつして地上に落ちる場合もある。。この猫はその一瞬を待っていたのだ!時には二羽をいっぺんに仕留める時もある。前足の一撃で傷ついて飛べない一羽を横目に、もう片方を確実に仕留めるのだ。二羽を意気揚々と咥えて決まって校舎のハズレの藪に入って行く。そこでゆっくりと晩飯をするのか?或いはだれかが待っているかは知らない。ともかくこの猫はこうしてかれこれ一年以上もここでたくましく生活している。。。う~ん、、横井庄一さんみたいだな。
ある時私は家内に、我が家の晩飯の余り物を弾には、、⁈、、じゃない!偶には「弾」に持って行こうか?すると家内は即座に言った。「弾だって昔は誰かの飼い猫だったかもしれないのよ。それがどうしたか知らないけど、、可哀想に野良になって、、多分随分長く苦労してやっと今はあゝして雀を獲れるようになって自活してるわけ。お父さんは余分なことをしない方が良いと思う、、。」う~ん、、、
やっぱり、、一つの種の牝という個体は、考え方からして明らかに牡とは違う。
弾!!頑張れよ。  
タグ :グアム

Posted by G.O.S.R. at 18:00Comments(0)